セフロのぼやき!

BIKEと釣りのブログですが、ボヤキも多いいです。

0100:バイク&車とトルク管理!

2021年8月23日(月曜日)

 

 今し方、凄い雷雨に見舞われました。

 近くの水たまりでは、コンビニの搬送トラックが減速せずにその

水たまりに入った事からウヲ-ターハンマーを起こしたみたい!証

拠にセルが回りませんわ。

 

 皆様も、激変する天候気候にご注意下さいませねぇ~

 さて、お題の「トオルク管理」って何だいっててぇ~ねっ!

 

 いやねっ自分でバイクや車を弄ってる人は、結構な率で

     トルクレンチ 適正トルク

てぇ~適正に把握し活用していると思うんですよね。

 

 確かに、適正トルクって場所によっては結構シビアな部分があるの

は事実ですよね!

 

 でも、でも、今でこそトルクレンチを使うことが当たり前の様に言

われますが、これは今でも現実にあると思うんですけど、職人さんの

勘で閉められているネジも多いと思います。

 

 以前の様に 鉄で出来たエンジン 鉄で出来た足回り の場合あああ

まりメーカーも事細かに開示してなかったし、職人さんには「目安」

程度に受け止めてた部分がありますよね。

 

 また、几帳面な整備士さん等は

     感覚で閉めたネジの締め付けトルクを確認

する人も居ましたねっ!

 

 でも、でも、ネジってそもそも鉄の部品を鉄のネジで締める場合は

多少のオーバートルクで締められても殆ど問題は出ませんね!

 

 まっネジの破断強度に迫るほどのオーバートルクで締められたネジ

はその限りではありませんけどね!!

 

 ただ、現代の車やバイクは アルミ素材 が多用されておりますの

で、それらの使用場所によっては、ネジのトルク管理が重要なファク

ターになる場合が多いですねっ!

 

 たとえば、これはバイクの話ですが、以前の様に

     成立フォーク

の場合等は、アルミ部分でも締め付けるのはステーやシャフトくらい

でスライド動作する部分のネジ止めは殆ど皆無だし、固定されたイン

ナーチューブの回りを宙に浮いた様に上下するだけですよね!

 

 ところが、昨今では

     倒立フォーク

が多くなり、動作するのは インナーチューブ(鉄の筒) だったり

すると様相は一変してますよね!

 動作するインナーチューブがネジでガチガチに止められた筒の中を

往復運動する訳ですから、そのアルミ製の筒を締め付ける圧力は厳正

に管理しなければならなくなる頃から 締め付けトルク管理 が重要

になります。

f:id:efuro-sefuro:20210823104948j:plain

 エンジンもしかりで、アルミに対して鉄のボルトでヘッドなどを固

定する訳で、この締め付けトルクが過大だったりすると、アルミに掘

られたネジ穴にも悪さするでしょうし、締め付け締め付けも均等化す

る必要もある事から 人の勘 から 機械で数値管理 するんだね!

 

 まっ、これら数値管理するための機械も使う人によっては、力を発

揮できない場合もあるから、今でもメカニックのスキルアップは必要

不可欠ですよね!

 

 だいぶ前になるけど、エンジン(2stだけどね)組んで終わった

ら「出来たか」と爺さんに言われ「出来たよ」って返したら、「どれ

どれ」となり、エンジン各部のネジ(6mm+)数本緩めてひと言

    「締めすぎだな」

と言うので「どの位」てぇ~返したら、2本のネジで「これくれぇ~

かな!」と手で締めたあとトルクレンチ渡されたっけ!

 

 実感的には「えっこんなに緩くて良いの」と感じたっけ!

 でも、でも、その時の締め加減!何年経ったんだろうか??

 今でも、オイラも「これくれぇ~」って悴と話した覚えがあるな~

 

 その倅達も、一人は機械屋、一人はチューナーとして立派かどうか

分かんないけどがんばってるね!

 

 何事も良い案配ですかね!!

                      by セフロ